厳島神社を見ながら宮島へ

広島から宮島までクルーズ船をご用意。チャータークルーズなので、宮島に向かう途中、造船の街「呉」に立ち寄り、軍艦や潜水艦を間近にその迫力に驚くもよし、チャータークルーズでしか見られない“神の島”宮島の裏側を覗き見るもよし、あなたの思うがままのひとときをお過ごしいただけます。満潮時の海上に建つ厳島神社の大鳥居を間近に見られるのはチャータークルーズの特権。非日常を五感で感じる海上の小旅行にご案内します。

呉

明治時代、東洋一の軍港と言われ、現在も海上自衛隊の基地がある、旧海軍の歴史を刻む街「呉｣。
当時世界最大と言われた戦艦“大和”の10分の1サイズが展示されている「大和ミュージアム」や、日本で唯一実物の潜水艦を陸揚げ展示している「てつのくじら館（海上自衛隊呉資料館）｣、日本で唯一現役の海上自衛隊の艦艇内を見学できる（毎月第1・3日曜※変更の可能性あり）｢アレイからすこじま」など、旧海軍の歴史が刻まれたスポットが点在しています。普段見ることのできない、海を守る海上自衛隊のロマンを間近に感じてみてください。

厳島いろは

140年以上の歴史がある老舗旅館を和洋を融合させたモダンラグジュアリーな空間に全面リノベーションし2009年にオープン。観光客でにぎわう表参道商店街にありながら、一歩足を踏み入れると静かで凛とした空気が流れる癒しの宿 “厳島いろは”。最上階の露天風呂からは大鳥居を望み、瀬戸内の新鮮な食材を使ったこだわりの会席料理は、10数種類からメインを選べるなど、どなたでもその時食べたい最上級の食を堪能できる心遣いも。人が少ない朝夕の宮島の景観をゆったりと楽しめるのは宮島に宿泊するからこその贅沢な体験。安らぎとおもてなしに満ちたお宿で、優雅な宮島を堪能してください。

【世界遺産】厳島神社

593年創建、1168年に平清盛によって現在の形に造営され、平安の栄華を今に伝えています。
“神の島”として古来から崇められてきた宮島で陸地に社殿を建てるのは恐れ多いと、潮の満ち引きする場所に建てられた神社には、水害に耐えるための工夫があちこちに施されています。海の中に建てられているにもかかわらず、本殿の内陣は850年以上、一度も水没したことが無いほど。宮島の地形の特性を熟知した、当時の職人たちの技術力の高さに驚くはずです。

かなわ

かなわは慶応三年（1867年）よりかきの養殖業をはじめ、それ以来生食できるかきのみを提供している広島屈指の名店。厳選した食材をベースに、化学的に作られた調味料や添加物を極力排した、身体が喜んでくれる料理が特徴です。

【世界遺産】原爆ドーム

第二次世界大戦末期に、人類史上初めて使用された核兵器により、爆心地から約160mという至近距離で被爆しながらも、奇跡的に全倒壊を免れた建物。1996年に核兵器の惨禍を伝える建築物として世界文化遺産に登録されました。ほぼ被爆当時の姿のまま立ち続ける原爆ドームは、時代を超えて、“ノーモア・ヒロシマ”の象徴として、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴えるシンボルになっています。

平和記念公園

原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設された都市公園。公園内には「原爆ドーム」｢広島平和記念資料館」と共に、世界中から核兵器が無くなる日まで燃え続ける「平和の灯」や被爆し亡くなった佐々木禎子さんと子供たちを慰霊するために建てられた「原爆の子の像」など、数々のモニュメントがあり、平和へのメッセージを発信する緑豊かな憩いの公園として親しまれています。

maison owl

“1万年前からありそうで1万年後にもそこにありそうな”をコンセプトにしたインビテーション制洞窟レストラン。パリのカルティエ現代美術財団で計画を発表し、構想から竣工まで実に9年を要した一大プロジェクト。オーナーシェフである平田基憲氏からの「時間の重みをもともと含み、時間とともにその重さが増していくようなものを。」という要望を気鋭の建築家・石上純也氏が見事に体現。住宅街に突如現れる、未だかつて体験したことのない圧巻の空間にご招待します。

秋芳台

新幹線停車駅の新山口駅から車で約30分。美祢（みね）市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地。1955年に国定公園（秋吉台国定公園）、1964年に特別天然記念物に指定。約3億5千万年前に温かい南方の海でサンゴ礁として誕生した秋吉台は、そこから長い年月をかけ、石灰岩へと変化。プレート運動で隆起し地上に出てきたものが雨水に浸食され現在の地形になりました。元はサンゴ礁だった石灰岩には海の生物の化石が多く含まれ、3億5千万年という壮大な歴史を感じる圧巻の自然美を見ることができます。

秋吉洞

秋吉台国定公園の地下100mにある、日本屈指の大鍾乳洞。秋吉台の石灰岩台地に降った雨が割れ目や隙間から岩を溶かして流れ込み、さらに地下の岩も溶かして徐々に空洞化し、出来上がった秋芳洞には、皿状の岩が斜面に連なる「百枚皿」や、高さ15m、幅4mもの大石灰華柱「黄金柱」など、約1kmの観光コースには自然の神秘が作り出した造形美が点在。総延長11.2kmは国内第2位、最大幅約200m、最大天井高30m以上、温度は1年を通して17℃で一定、という国内最大級の鍾乳洞を冒険してみましょう。